メンタル

仕事での”拘束時間”の考え方(マインド)

仕事

拘束時間とは?

一般的に、始業から終業までの労働時間に加えて、昼休み等の休憩時間を合計したものを拘束時間と言います。

例えば始業時刻08:00、終業時刻17:00、昼休憩1時間であれば、労働時間8時間+休憩1時間=拘束時間9時間となります。

尚、通勤時間は管理監督下に置かれていない”自由に使える時間”として拘束時間には該当しません。

ここは社会人であれば常識として知っていることでしょう。

よく私の友人も「拘束時間が~~」とか言っているのをよく耳にします。

拘束という表現

拘束という言葉を辞書で調べると「自由な行動ができないよう規則等で束縛すること」といった意味が出てきます。

まだ会社に属したことが無いが見ると「会社は学校と同じように決められた時間で拘束されて、自由とは程遠い世界なんだ」と思うかもしれません。

私は「仕事している時間=拘束時間」と捉えることにずっと違和感を覚えていました。

辞書にも書いている意味の通りでいけば、拘束時間って普通嫌なものですよね?

そうなると「仕事=嫌なもの」っていう考えに至ってしまうんですよ。

つい最近、兄が両親に「今の会社は拘束時間が短い割には給与が良い」みたいな会話が聞こえて来て「あぁ、兄は仕事嫌いなんだろうな」と少しだけ嫌悪感を感じてしまいました。

でも私がどれだけ違和感に思っていても、世間的には”拘束時間”という言葉が浸透しているので、続けて拘束時間という言葉を使用します。

拘束時間に対する逆転の発想

拘束時間に対する考え方を少し変えてみましょう。

拘束されていることは、確かに色々な制限があるでしょう。

無断で会社の外に出てはいけないとか、会社によって様々です。

ですが、逆に言えばその制限の範囲内であれば何やっても自由ということです。

お茶休憩やトイレ休憩、ちょっとLINEしたり、鼻歌うたってみたり、何でもかんでも禁止ということは無いはずです。

そういうことをしている間でも、会社は貴方に何も言わず給料を払っているわけです。

また、仕事中に故意以外で起きた事故や怪我は労災で保護されます。

つまり、拘束時間は同時に「会社や社会から守られている時間」と捉えることも出来ます。

そういう風に考えることができれば、気持ち的には少し変化が出るのはないでしょうか。

それでも拘束時間が嫌だという人は・・・

もう独立するしかありません(笑)

会社に属するということは会社で決められたルールに従わなければなりません。

ルールに従う以上、何らかの拘束は生まれます。

会社でなくとも何らかのコミュニティで生きていく以上、必ずルールは存在します。

人間は基本的に生きているだけで数々のルールに従うしかありません。

従うしかないルールであれば、ポジティブに捉えた方が良いに決まってますよね。

最後に

この記事を見て少しも考え方が変わった人は、周りが「拘束時間が~~」とか言ってたら「拘束時間=保護されている時間だよ」だと諭してあげてください(笑)

あくまで私見ですので、気分を害された方がいたら申し訳ありません。

少しでもみなさんにとってプラスになれば幸いです。

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